ビジネスフォン設置業者のネット検索と打ち合わせ時の判断ポイント

業者の探し方と判断ポイント

オフィスや店舗にビジネスフォンを設置する際には、工事業者に依頼を行います。

工事業者は数多くありますが、依頼する業者によって作業の品質や提案内容、見積額などはまちまちです。ビジネスフォンを設置するのはコスト面でも大きな作業になりますし、ビジネスフォンは通信機器としてビジネス上大きな役割を果たしますので、失敗しない業者選びが不可欠です。

今回の記事では失敗しないビジネスフォン設置業者の選び方について解説します。

▶目次

1、ビジネスフォン設置業者ウェブ検索の3つのポイント

ビジネスフォン設置業者のネット検索と打ち合わせ時の判断ポイント
ビジネスフォン(ビジネスホン)設置業者を探すときには、設置工事業者のWebサイトを確認されるかと思います。その際のポイントを3点紹介します。

拠点の近い業者を探すこと

ビジネスフォンにはさまざまなメーカーからさまざまな商品が発売されています。さらに、設置工事業者も、どの機種をどの業者に依頼するかによって、電話設置にかかるコストは大きく変わります。

まずは、インターネットでビジネスフォン設置工事の会社を探すことになると思いますが、その際にはできるだけ拠点が近くにある業者を選ぶのがポイントです。拠点が遠方にある場合には、工事や保守対応の際の出張費が高くなる傾向がありますし、設置後のトラブルの際の保守対応でスタッフの方が駆けつけてくれるまでに時間がかかるケースがあります。

インターネット検索はあくまで業者とコンタクトを取るための手段

インターネット検索して候補の業者が見つかったら、必ず打ち合わせをして、直接提案を聞きましょう。

ビジネスフォン設置工事業者の選ぶ際に問題となるのは、コストだけではなく、電話工事に伴う作業の保障内容や設置後のアフターフォローの内容、提案されるビジネスフォン機器の種類やオプションなど、総合的に判断する必要があります。

見積もりと現地調査を複数の業者に依頼するのは、担当者にとっても負担にはなりますがビジネスフォンのオフィスにとっての重要性を認識したうえで、失敗のないように慎重に判断を行いましょう。工事業者一括見積などのサービスもありますが、インターネット検索はあくまで業者とコンタクトを取るための手段として考えましょう。

ビジネスフォン販売業者に依頼すること

ビジネスフォン設置の実を行っている業者もありますが、ビジネスフォンを増設する場合には、ビジネスフォン販売業者に設置工事を依頼されることをおすすめします。

販売業者は、同時に設置や撤去を行うことが一般的なので専門の工事スタッフが在籍しています。

ビジネスフォンの購入と設置を同時にお願いすることで、コスト面での交渉もしやすくなりますし、事前の打ち合わせもスムーズに行えます。

2、設置工事業者との打ち合わせ時に確認すること

ビジネスフォン設置業者のネット検索と打ち合わせ時の判断ポイント
ビジネスフォンの設置工事業者との打ち合わせ時に確認すべきポイントについて紹介します。

工事業者の規模や資格保有者数を確認する

ビジネスフォン工事は、作業の丁寧さと正確さが求められます。

配線一つを取ってみても、最短距離を効率よく配線した場合と、無駄な配線をしてぐちゃぐちゃに絡まり合った配線を比較すると、後の移設・増設の工事のしやすさが大きく異なりますし、インターネット回線工事など他の工事を行う際に絡み合った回線が邪魔をしてしまう可能性があります。

また、将来の拡張を予期した工事を行うことも重要です。その場では最適と思われる工事内容でも、少しの回線を追加するだけで機器をそうとっかえする必要があるような工事ですと、後々無駄に大きな費用が発生してしまいます。

これらの作業の品質を確認する方法の一つとしては、電話設置業者の規模や資格保有者数が一つの目安になります。正しい知識を持ったスタッフが多く在籍していることは、後々のアフターフォローを考えてもとても意味の大きなことです。

将来の拡張性を踏まえた提案がされるか否か

将来の拡張を予期した工事を行うことも重要です。その場では最適と思われる工事内容でも、少しの回線を追加するだけで機器をそうとっかえする必要があるような工事ですと、後々無駄に大きな費用が発生してしまいます。

設置工事をスポットで見た場合には、拡張性を無視した方が安くなる場合でも、中期的・長期的な視野を持って、工事の提案をしてくれる業者を重視しましょう。

3、まとめ

今回の記事では、ビジネスフォン(ビジネスホン)の設置工事のネット検索時と業者打ち合わせ時のポイントについて解説しました。

ビジネスフォンの設置工事は、必ず業者に依頼する必要がありますが、数多くの業者がありどういったポイントで選べばよいか判断に迷うものです。

コストの安さはもちろんのことですが、ビジネスフォンのビジネスにおける重要性を考えた場合には、コストだけで安易に選ぶことは非常に危険です。距離の近さや工事業者の規模、補償内容、そして打ち合わせ時の提案内容、中期的・長期的な視点を踏まえて検討しましょう。